インポート CSV には1行目にオブジェクトのカラム名を入力し、2行目以降に対応するデータを入力します。
CSV の作成にあたっては、エクスポートしたファイルを雛形として利用するのが確実です。
エクスポートした CSV を雛形として利用する場合、意図せず既存データを上書きしないよう、id 列の存在については特に注意してください。また、誤ったデータをインポートした場合、元の状態に戻すことが困難となる可能性があるため、インポートを実施する前に必ずデータベースのバックアップ(ダンプファイルの取得など)を行い、必要に応じて復元できる状態にしてから作業を行ってください。
既存データの更新と新規追加について
使用する CSV のフォーマットによって、既存データの更新か新規追加のどちらかに切り替わります。
- CSV ファイルに id 列が存在する場合、指定された ID を持つ既存データに対して CSV ファイルの内容で上書きを行う動作となります。
- CSV ファイルに id 列が存在しない場合、CSV ファイルの内容でデータを新規追加する動作となります。
※ id 列へは空の指定ができません。id 列が存在する場合は既存オブジェクトの ID を必ず指定してください。新規インポートを行う場合は id 列ごと削除してください。
別環境へのインポートについて
インポート/エクスポートの機能は、エクスポートした CSV ファイルをバージョンの異なる PowerCMS 環境にインポートすることも可能です。
ただし、以下の点にご留意ください
- 利用しているプラグインを、エクスポート元の環境と揃えて頂く必要があります。
- インポート/エクスポートに関する環境変数の設定は、両環境で同一である必要があります。
- ユーザー情報に関連するデータを正しく反映させるには、インポート先環境のユーザーIDが、エクスポート元と一致している必要があります。ユーザーIDが一致していない場合、事前に CSV ファイルを編集してください。
カスタムフィールドのインポートについて
field.カスタムフィールドのベースネーム
の形式で指定してください。
スニペットフィールドのインポートについて
スニペットフィールドのインポートについては、他カスタムフィールドとデータの記述形式が異なります。name 属性と値は「: (コロン)」で区切り、name 属性と値のセットは「; (セミコロン)」で区切ります。
スニペットフィールド hoge の foo に1 を、bar に2 を設定する場合
foo:1;bar:2
※ コロンとセミコロンの区切り文字については環境変数の指定によって変更可能です。
環境変数
環境変数 | 解説 | 初期値 |
---|---|---|
ImportExportSnippetSeparator | スニペットフィールドをインポートする際、name 属性と値の区切り文字を任意に指定変更できます。 | : (コロン) |
ImportExportSnippetDelimiter | スニペットフィールドをインポートする際、name 属性単位の区切り文字を任意に指定変更できます。 | ; (セミコロン) |
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