MTInclude
テンプレートモジュールや、外部ファイルを読み込むときに使うタグです。モディファイア module や file などにより、読み込む対象を指定します。widget モディファイアを利用すれば、ウィジェット単体の読み込みも行えます。
外部ファイルを更新しても、サイトの再構築をしない限り、更新は適用されません。再構築せずに更新を反映するためには、ダイナミックパブリッシングを利用するか、SSI や PHP のインクルードを利用します。
使い方
<$MTInclude module="Module Name"$> <$MTInclude file="/var/www/html/some-fragment.html"$> <$MTInclude identifier="main_index"$>
モディファイア
- file="file_foo_path"
-
指定した外部ファイルを読み込み、そのファイルの内容を出力します。
注意: PowerCMS 4.38、5.07以降のバージョンで file モディファイアを利用するためには環境変数 AllowFileIncludeを設定してください。
- module="module_foo"
-
指定した名前のテンプレートモジュールを読み込みます。
- widget="widget_foo"
-
指定した名前のウィジェット単体を読み込みます。
- identifier="index_template_identifier"
-
インデックステンプレートの [テンプレートの種類] 項目で設定する、テンプレートの識別子を指定すると、そのテンプレートを展開します。
テンプレートの識別子はテーマで定義するため、同じ役割のテンプレートでもテーマによって識別が異なります。下記はテーマでよく使われる識別子です。
テンプレート名 識別名 Javascript javascript RSD rsd アーカイブインデックス archive_index スタイルシート styles メインページ main_index 最新記事のフィード feed_recent - blog_id="ID"
-
モディファイア module を指定してテンプレート・モジュールを読み込む場合、自ブログ以外のブログからモジュールを読み込むことが可能です。他のブログから読み込む場合に、テンプレートモジュールが含まれているブログの ID を指定します。
- variable_foo="value"
-
読み込むテンプレートモジュールで参照可能な変数を設定します。
- global="0|1"
-
1 を指定すると、グローバルテンプレートにあるテンプレートモジュールをインクルードします。初期値は 0 です。
- parent="0|1"
-
1 を指定すると、ブログの親ウェブサイトにあるテンプレートモジュールをインクルードします。親ウェブサイトにモジュールが無い場合は、何もしません(グローバルテンプレートのモジュールはインクルードしません)。初期値は 0 です。
- cache="1 | 0"
-
読み込むテンプレートモジュールの内容をキャッシュしたいときは、値に 1 を設定します。cache モディファイアのみを付与した場合は、キャッシュのキーは自動発行され、キャッシュの生存時間は60分に設定されます。キーや生存時間を別途設定したい場合は、
key
モディファイアかttl
モディファイアと併用します。 - cache_key="cache_key"
-
キャッシュのキーを設定します。このモディファイアは ttl または cache モディファイアが付与されていれば省略可能で、省略されたときは、自動的に key が発行されます。
- key="cache_key"
-
cache_key と同じ挙動をします(cache_key のエイリアスです)。
- ttl="0"
-
キャッシュの生存時間(単位は秒)を設定します。このモディファイアは key または cache モディファイアが設定されていれば省略可能で省略されたときは、初期値の60分が設定されます。
永久にキャッシュを保持したいときは、値に 0 と設定します。永久にキャッシュを保持する設定は、テンプレートタグで
ttl
モディファイアを使用した場合に設定できます。 - ssi="0 | 1"
-
値に 1 を設定すると、読み込むテンプレートモジュール、ウィジェットを SSI を利用して構築します。SSI を利用した構築を行わない場合は、値に 0 を設定します。初期値は 0 です。
MTInclude と関連のあるテンプレートタグ (2)
- MTInclude
- MTIncludeBlock