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2018年05月15日

PowerCMSクラウドの「データ転送量」と新しいオプションメニューについて

PowerCMSクラウドは、エンタープライズ向けCMSであるPowerCMSがインストールされ、パフォーマンスも最適化されたサーバーをすぐにご提供、月額費用にてご利用いただけるクラウドサービスです。

本日は、PowerCMSクラウドを利用する上で大切な「データ転送量」についてご説明し、加えて本日からご利用いただける新しいオプションメニューについてご説明いたします。

「データ転送量」とは?

「データ転送量」とは、PowerCMSクラウドの全サーバーと、クライアント(Webサイト訪問者など)との間で送受信される通信データの量を指します。

このうち、PowerCMSクラウドのサーバーから出ていく方向のデータ転送量に関して、PowerCMSクラウドでは、ご契約の基本プランに応じて、定額でご利用いただける月間データ転送量が決まっております。

これは、PowerCMSクラウドが基盤とするMicrosoft Azureにおいて、同じルールでデータ転送量に対して原価が発生するためです。

PowerCMSの基本プランと、そのプランにて定額でご利用いただける月間データ転送量上限は、以下の表の通りです。

基本プラン名 データ転送量
プロフェッショナル クラウド 月150GBまで定額
エンタープライズ クラウド 月200GBまで定額
アドバンスト クラウド 月250GBまで定額

Webサイトへのアクセス数が多い場合や、動画など一度に送信されるデータ量が多いコンテンツなどが扱われている場合に、 月間データ転送量が定額上限を超える場合があります。

この場合、超過量に応じて10GBごとに250円(税抜)のデータ転送量超過料金が発生し、別途ご請求させていただいています。

データ転送量を減らすには?

データ転送量は、お客様のご契約環境に外部からもたらされたデータ量を毎月集計して費用を算出しております。

おおざっぱに、毎月のデータ転送量は、(Webサイトへの1リクエストあたりのデータ量) と (アクセス数)の積になります。また、複数のサイトを管理されている場合は、それらの合計となります。

PowerCMSを用いてデザイン・リニューアルを行い、利便性が向上することやコンテンツの魅力が増すことでアクセス数が増えることは頻繁に起こります。一般的に、アクセス数を減らすことは難しいと思われますので、1リクエストあたりのデータ量を減らす対応となります。

CMSで管理されているページで、例えば高品質な背景写真や、背景となるような動画、リピートする形式の動画がある場合に、これがデータ転送量が増大する原因である場合が多いようです。

従って、PowerCMSを使ってWebサイトを制作いただく際、あるいはデータ転送量定額を超えた場合には、こうした点を中心にご確認をお願い致します。

新しいオプションメニューについて

本日より、新しいオプションメニュー「データ転送量定額上限引き上げ」を開始いたしました。 これは、ご契約いただくと、各プランのデータ転送量定額を500GBにまで上限を引き上げるプランになります。

これまでのご契約状況から、おおよそのユースケースで500GBの範囲に収まります。 従って、月毎にご請求額が変動するのを避けるためにご契約をご検討いただきたいメニューになります。

例えば、地方自治体のサイトなどでは5年単位で予算を計上されることがあります。この場合に、ご契約中の毎月のご請求額が変動することが難しい場合がございますので、そのような場合にご契約いただく想定です。

なお、メニューは「500GBあたり」でご提供しておりますので、定額上限を1TBや2TBに引き上げたいというご要望にも対応させていただきます。また、定額上限の引き上げになりますので、仮に500GBに引き上げていただいた後、実績が400GBであっても、返却等の対応はいたしかねますので、何卒宜しくお願い致します。

まとめに代えて

今後ともPowerCMSクラウドでは、PowerCMSおよびMicrosoft Azureの進化をキャッチアップしつつ、お客様のご要望にも対応させていただくべく、 機能強化を進めてまいります。PowerCMSサーバー構築の省力化や新たなサービス等に、PowerCMSクラウドをご検討いただけますよう、 心よりお願い申し上げます。

  • Microsoft、Windows、およびMicrosoft Azureは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
  • PowerCMSはアルファサード株式会社の登録商標です。
  • その他、本記事に記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社の商標もしくは登録商標です。

カテゴリー
PowerCMSクラウド
投稿者
持田 徹

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