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2018年02月02日

PowerCMS 5 ベータ 1 をリリースいたしました

2018年1月31日に PowerCMS 5 ベータ 1 をリリースいたしました。

PowerCMS 5 は、約四年ぶりのメジャーアップデートとなります。管理画面のレスポンシブ対応をはじめとして、アクセシビリティ、マーケティング等のためのツールはもちろん、API を使った画像解析による代替テキスト提案機能やキーワード抽出機能、カスタムフィールド翻訳機能、レコメンド機能、さらには管理画面でプラグイン開発が可能なデベロッパーツールなど、多数の追加機能を行いつつも、旧バージョンとの互換性を保持した、昨今のウェブサイト構築・運用をカバーする CMS となります。

ベータ 1 では、従来の PowerCMS スタンダード版をベースとして、動作確認が取れているプラグインをパッケージしています。ぜひインストールして、スマートフォンで管理画面にアクセスしてみてください。

スマートフォンでアクセスする管理画面

ベータ版のダウンロードは、サポートサイトから行うことができます。

▼ サポートサイト | PowerCMS(Movable Typeベースの多機能CMS)
https://www.powercms.jp/members/

PowerCMS 5 で私が気に入っている機能は、大幅にアップデートされたメール配信機能です。下記は開発中の画面です。

メール配信画面のスクリーンショット画像

スクリーンショット下部に、「配信対象を選択」というドロップダウンがあります。 これは、ドロップダウンで選択したオブジェクトの一覧をダイアログで開き、配信対象を選択する機能です。 通常の一覧画面がダイアログで開きますので、フィルタがそのまま使えます。

プラグインで対象オブジェクトを追加することもできます。例えば、コメントを配信対象として選択できるようにするには、プラグインの config.yaml に以下のように指定します。

mailmagazine_objects:
    comment:
        label: Comment(s)
        order: 600
        component: Core
        column: email

このように指定するだけで、コメント一覧にはプラグインアクションで「メールを配信」が追加され、配信対象を選択するダイアログも利用できるようになります。

配信対象としてコメントを選択

コメント一覧画面からメール配信

マーケティングツールである VisitorAnalytics との連携では、オプトイン取得済ビジターにフィルタして配信対象を選択し、開封や訪問を追跡するビーコンを埋め込んで送信するなど、効果的にプロモーションを行うことが可能です。

オプトイン取得済みビジターを選択してメール配信

大変申し訳ありませんが、メール配信はプロフェッショナル版以上に同梱される機能のため、ベータ 2 以降で提供予定です。ベータ 2 のリリースは、2月中旬〜下旬を予定しており、このバージョンではすべてのプラグインを同梱予定です。ご期待ください。

PowerCMS 5 に関する情報は、以下のページでご覧いただくことができます。

▼ PowerCMS 5 | PowerCMS - カスタマイズする CMS。
https://www.powercms.jp/powercms5/


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