2016年09月05日
CMS大阪夏祭り2016「オーサリングツールとしてのCMSとWebアクセシビリティ」セッション
9月3日(土) メビック扇町(大阪)で開催されたイベント「CMS大阪夏祭り2016」で「オーサリングツールとしてのCMSとWebアクセシビリティ」というお題で40分間お話させていただきました。
ブログでレポートもいただいています。こちらもあわせてご覧ください。
- (レポート) [CMS大阪夏祭り2016] オーサリングツールとしてのCMSとWebアクセシビリティ #cmsfes | Developers.IO
- CMS大阪夏祭り2016 参加レポート - @kobatatakayuki
Web Contents Accessibility Guidelines (WCAG)と比べて知っている人は少ないかもしれませんが(私の知る限り日本語訳も公開されていない)、W3Cの勧告(W3C Recommendation)に「Authoring Tool Accessibility Guidelines (ATAG) 2.0」というドキュメントがあります(勧告が 24 September 2015なので、このバージョンが正式な勧告になったのは比較的最近です)。
Authoring Tool Accessibility Guidelinesの想定される対象者
ATAGは下記のような層を対象として書かれています。2つめに「CMS開発者」が含まれています。CMSも広義の意味ではオーサリングツールの一種だからです。
- オーサリングツール(WYSIWYGエディタ)などの開発者
- CMS,コンテンツアグリゲータ開発者
- ワープロソフトのHTMLエクスポート機能開発者
- マルチメディア・オーサリングツール開発者
- また、それらのツールを使うコンテンツ制作者
Authoring Tool Accessibility Guidelinesの構成
大きく分けて2つのパートからなっています。
- Part A is about making the authoring tool itself accessible.(パートAはオーサリングツール自身をアクセシブルにすること)
- Part B is about the authoring tool helping authors produce accessible content.(パートBはオーサリングツールがアクセシブルなコンテンツ作成を手助けすること)
セッションのレポートは、PowerCMSのパートナー企業でもあるクラスメソッドの佐々木さんが纏められています(セッションが終了して10分以内にはレポートが上がっていました。素晴らしい)。
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