PowerCMS 5 の後継バージョン PowerCMS 6 を2022年4月20日にリリース
ブロックエディタ、カスタムフィールド UI 編集機能、LINE 投稿、二要素認証など、大きくパワーアップした新バージョンPowerCMS 6を2022年4月20日にリリースいたします。
PowerCMS 5 をリリースしてから約4年、多様な利用シーンを支えてきた CMS がよりウェブ制作者・運用者に寄り添う進化を遂げ、PowerCMS 6 となってリリースされます。また、リリースに先立ち、事前に使用感をご確認いただけるようクローズドベータ版を配布するとともに、リリース後にオンラインセミナーの開催を予定しております。
概要
今回のメジャーバージョンアップでは、主に下記を予定しておりますが、このほかにも多くの修正や機能改善が行われております。
※ 本記事中に使用されている画像は、開発中のイメージです。リリース版とは異なることがあります
管理画面機能の強化
- ウェブサイト/ブログの呼称を変更
- より最適化された配色・スタイルへの変更
- 画面遷移をより少ない操作で行うための動線の追加
- カスタムフィールドを直接追加/編集/削除する UI を追加
- 強力な入力フィールドブロック作成機能の搭載
- 管理画面応答速度の改善
- 管理画面サインイン時の二要素認証
- LINE への自動および手動投稿
- 動画ストリーミングサービス Vimeo への動画アップロードおよび埋め込み
- リッチテキストエディタへのドラッグ&ドロップによる画像挿入
- URL を指定してのインポート
- パスワードの変更を強制する
- タグの入力補助
- 「伝えるウェブ」のやさしい日本語変換機能をリッチテキストエディタで利用可能
その他のアップデート
- より使いやすい、シンプルかつ静的出力な標準テーマの同梱
- 年度別アーカイブのサポート
- utf8mb4 への対応
クローズドベータ版の配布について
オンラインセミナーの開催について
ウェブサイト/ブログの呼称を変更
ブログウェア由来の呼称である「ウェブサイト」「ブログ」を、「ワークスペース」「スペース」に変更します(もちろん、利用方法は従来のまま変わることはありません)。既存のテーマやプラグインについても自動的に適用されます。
※ 設定により従来の呼称を継続することも可能です
より最適化された配色・スタイルへの変更
配色や余白など、管理画面スタイルを調整し、より快適に運用を行っていただけるようになりました。従来スマートフォン向けに提供していた、ウィジェットを折りたたむ機能がPCでも利用可能になり、自身にとって利用頻度の低いウィジェットは非表示にしたままにすることができます。
画面遷移をより少ない操作で行うための動線の追加
管理画面の画面遷移について、ひとつずつメニューをたどって移動する負荷を軽減するため、ワークスペースおよびスペースを検索できるとともに、記事一覧やテンプレート一覧など、さらに一段階掘り下げた画面に直接遷移できるようになります。検索結果にはワークスペース名が表示されますので、「どの新着情報かわからない!」といったことがありません。
また、管理画面利用中にアクセスした履歴、さらにその中のよく使う項目、およびブックマークを検索できるようになります。これにより、自身の利用状況に沿った候補から選択することができるようになります。
カスタムフィールドを直接追加/編集/削除する UI を追加
カスタムフィールドはこれまで、別の画面で作成・編集してから記事/ウェブページ作成画面を確認していましたが、ひな形作成画面の中で直接カスタムフィールドを作成/編集/削除することができるようになります。
強力な入力フィールドブロック作成機能の搭載
2017年末にブログ記事が投稿されて以降、非常に多くのお問い合わせをいただいている任意の入力欄セットの追加機能について、強力で使いやすいインターフェイスを標準機能として追加するとともに、直感的なインターフェイスでパーツを組み合わせて入力欄セット(ブロック)の組み立てを行うことができる機能を追加します。
記事/ウェブページ編集画面では、保存済みブロックから選択して追加することができます。また、前述のひな形作成画面内でブロックを作成することも可能です。
管理画面応答速度の改善
管理画面の応答速度を約10%改善しました。今後も定期的にパフォーマンス改善を行ってまいります。
管理画面サインイン時の二要素認証
Google Authenticator などの TOTP を利用した二要素認証が可能になります。ご利用アカウントを保護することで、より安全なCMS運用につながります。
LINE への自動および手動投稿
記事/ウェブページの公開時に、運用中のLINE公式アカウントに自動もしくは手動で投稿する機能が追加され、LINE 運用をサポートします。投稿の形式として、テキストのみ、もしくはビジュアルの整ったテンプレート(ボタン)型を選択することができます。手動投稿の場合は、投稿内容を自由に変更できますので、記事/ウェブページとは直接関係のない内容を投稿することも可能です。
動画ストリーミングサービス Vimeo への動画アップロードおよび埋め込み
管理画面からVimeoに動画をアップロードし、さらにアップロードした動画をリッチテキストエディタに埋め込むことも可能です。PowerCMSは動画を使ったコンテンツ運用もしっかりとサポートします。
リッチテキストエディタへのドラッグ&ドロップによる画像挿入
画像をアップロードし、エディタ内に画像を挿入する一連の動作をドラッグ&ドロップするだけで完結することができます。直感的な操作によるスピーディな制作が可能になります。
URL を指定してのインポート
指定したURLからコンテンツを取得してインポートを行うことで、WordPress などの静的ファイルを持たない動的 CMS からの移行が容易になり、ビジネス利用ならではのデータ移行を強力にサポートします(ご利用にはエンタープライズ版以上のエディションが必要です)。
情報を取り出すためのオプションとして、正規表現だけでなく、XPath やCSS パスを指定することができるので、ブラウザの開発者ツール等で対象を確認しながら設定することができます。
パスワードの変更を強制する
指定したユーザーに対してパスワードの変更を強制することができるようになります。ユーザーを CSV インポートする場合にまとめて設定すれば、初回アクセスの際に任意のパスワードを変更してから作業開始してもらう、といったことが実現可能です。
タグの入力補助
過去に使用されたタグを候補として表示するとともに、表示された候補をクリックするだけでタグ付けすることができるようになります(従来どおりの直接入力も可能です)。タイプミスによる誤設定はもちろん、作成者による運用のブレを防止します。タグの入力補助は、記事/ウェブページだけでなく、タグ機能をもつ各種オブジェクトで利用可能です。
「伝えるウェブ」のやさしい日本語変換機能をリッチテキストエディタから利用可能
先行してリリースしております、「伝えるウェブ」の変換機能をリッチテキストエディタから利用できるプラグインについては、引き続きご利用いただくことが可能です。
その他のアップデート
よりシンプルで扱いやすい、静的出力の新しいテーマを標準搭載するとともに、年度別アーカイブ、utf8mb4 対応により多様な利用シーンをサポートします。
クローズドベータ版の配布について
PowerCMS 6 の使用感を事前にお試しいただけるよう、検証目的にのみご利用いただけるクローズドベータ版を配布いたします。クローズドベータ版の配布は、2022年4月を予定しております。なお、本プレスリリースに記載のある事項であってもクローズドベータ版には搭載されていないものがございます。
オンラインセミナーの開催について
今回のリリース内容を実際にご覧いただくためのオンラインセミナーの開催を4/27 13時〜予定しております。お申し込みについては下記より受付いたします。
※ LINE は LINE 株式会社の商標または登録商標です。
※ Vimeo は Vimeo.com, Inc. の登録商標です。
※ Google Authenticator™ モバイルは Google LLC の商標です。