事例紹介

福島民友新聞社様 みんゆうNet様 / 福島民友新聞社 みんゆうNet

導入のポイントは PowerCMS から複数メディアへ同時配信できること。 運営の負荷が大幅に軽減し、収益にも貢献できるサイトに生まれ変わりました。

インタビュー日
2016年6月24日
ご担当者様
取締役電算編制局長メディア担当 新井様 / メディア委員会事務局長兼 論説委員 後藤様
ウェブサイト名
福島民友新聞社 みんゆうNet
ウェブサイトURL
http://www.minyu-net.com
福島民友新聞は1895(明治28)年、福島市で創刊された歴史ある新聞です。「民友」の2文字には自由の心を伝えていく「県民の友」でありたい、との願いが込められています。2015年9月に、ビジュアルの刷新と運営の課題を解決するために PowerCMS を利用して「みんゆうNet」のリニューアルを行いました。今回は担当されている新井様と後藤様にお話を伺いました。

ビジュアルの刷新と運用負荷の軽減を目的にリニューアルを企画

リニューアル以前の「みんゆうNet」は、立ち上げ後年数が経過するにつれ、ビジュアル面の「古臭さ」が気になるようになってきました。また、HTMLファイルをひとつひとつ手作業で更新しており、数人の担当者で運営を行うのはかなり大変でした。リニューアルにあたっては複数の会社様に提案をいただき、内容と見積の両面から株式会社 読売システック様からの PowerCMS を利用した提案を採択することを決定しました。読売システック様では過去に PowerCMS での構築経験があり、その安心感もありました。

新聞社の公式サイトならではの配信先の多さや他システムとの連携が課題

地方紙のメディア業務は、自社サイトにのみ情報を配信すれば良いというわけではありません。Yahoo! ニュースや 47News(47都道府県52参加新聞社と共同通信のニュース・情報・速報を束ねた総合サイト)といった提携サイトや、NEWSmart(携帯電話向けの有料サイト)、また最近ではLINEへの情報配信が必要になっていました。一方、共同通信社からニュースの提供をうけており、その情報の取り込みも同時に行わなければならず、数人の運営体制ですべての業務を行うのは相当手間がかかっていました。

PowerCMS の導入でコンテンツ登録作業を一本化、運営の負担は大きく軽減

PowerCMS を利用したリニューアル後は、各配信先への情報配信はワンソース入力のみで完結するようになり、共同通信からの提供情報の取り込みも自動化されたため、作業の負荷が大きく改善しました。これまでは一覧ページへの情報掲載も手動で行っていたため、そこが自動化されたのも大きいです。また、HTMLを「壊して」しまい、サイトが崩れてしまう心配もなくなりました。


サイトの運用は少人数で行っている

スマートフォン対応もスムーズに

実は9月のリニューアルの時、スマートフォン対応がすっかり頭から抜け落ちていまして、リニューアル後のアクセス状況を見てあわててスマートフォン対応を検討しました。思わぬコストがかかる懸念がありましたが、読売システック様のほうから「PowerCMS (Movable Type) のテンプレートの仕組みを使えば思ったより少ない工数でスマートフォン対応が可能」という提案をいただきました。結果としてスマートフォンに対応したデザイン(レスポンシブwebデザイン)への移行が思ったより早く行えてホッとしています。

リニューアルの効果によりアクセス増、配信先も増やすことができ、収益にも貢献

負荷が軽減されたことで、本来の仕事である積極的な情報発信に注力できるようになり、デザインの刷新との相乗効果もありページビュー(PV)も200万PVから260万PVへ、ユニークユーザー(UU)も20万UUから29万UUへと伸ばすことができました。アクセスが増えれば、それに伴って広告収入も増えます。また、純広告や紙面との組み合わせの記事広告など、 収益にも貢献できるようになりました。また、最近では従来のタイアップメディアに加えて、日経テレコムへの配信も始めました。配信先を増やすことは収益に直接つながりますが、これまでは配信先が増えるとその分の仕事が増えてしまい、簡単に配信先を増やせない事情がありました。PowerCMS からのタイアップメディアへの配信は、入力の手間を増やさずに行えるため積極的に行うことができます。また、PowerCMS は機能が豊富で、使いやすくなっていると思います。PowerCMSによって情報発信がしやすくなったことを実感しています。

東日本大震災で福島を離れている人たちのために「ふるさとの情報」を

5年前の東日本大震災・東京電力福島第一原発事故で、多くの福島県民の方々が全国各地に避難されました。わたしたちは福島の「ふるさとの情報」をそういった方々に届けるという役割も担っています。 現在でも福島県の子どもたち約1万人が県外での避難生活を余儀なくされているなど、多くの県民の皆さんに厳しい状況が続いています。本紙を郵送でお届けすることはできますが、古里を離れ、避難生活を送っている県民の方々、子供たちに身近に「みんゆうNet」を見ていただき、古里の現状を理解してもらうとともに、大切な古里を忘れないで欲しいという願いがあります。また、福島県の正しい情報を全国に発信することで、風評被害の払拭に貢献したいと考えています。 リニューアルとスマートフォンへの対応によって見やすくなった「みんゆうNet」で情報発信し、たくさんの方に活用していただくことで、「福島県の県民紙」としての役割を果たし、福島県の復興に少しでも役に立つことができればと考えています。

福島県の県紙として、これからもより一層充実した情報提供をしていきたい


右/新井豊様  左/後藤吉宏様

東日本大震災で被災し故郷を離れている方々のためにも、ふるさとの風評被害の払拭のためにも、これからも福島のより充実した情報、正しい情報を全国、世界に届けていきたいとのことでした。

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